相続
いつかは誰もが亡くなる以上,相続は避けて通ることのできない問題です。しかし,相続人間で,遺産の範囲やその評価,遺産分割の方法等が争いになることは少なくありません。遺産分割協議の成立には,相続人全員の合意が必要ですから,ひとたび問題がこじれると,長期間にわたり遺産分割未了の状態が続いたり,相続人が亡くなって数次相続が発生して問題が更に複雑化したりすることもあります。
相続問題を弁護士に依頼すれば,冷静かつ円滑に遺産分割交渉を進めることができ,依頼者の要望も,最大限,遺産分割協議に反映させることができます。仮に交渉で協議がまとまらない場合でも,遺産分割調停を申し立てるなど,適時適切な対処が可能ですので,紛争の長期化を防ぐことも期待できます。
当事務所は,比較的小規模な相続から大規模な相続まで,さまざまな相続案件処理の実績を有しており,これらの経験で培った知識とノウハウを駆使し,依頼者の利益の最大化を図ります。日本在住の外国人の相続及び遺産分割についても豊富な経験を有しております。
また,今日では,相続に対する被相続人の意思を明確にし,相続問題を未然に防ぐために,遺言書を作成しておく重要性がますます高まっています。しかし,遺言書の方式は,民法で厳格に定められているため,個人で作成するとミスが生じやすく,せっかく作成した遺言が無効となってしまうこともあります。
当事務所は,遺言書を作成し,被相続人の意思を後の代に引き継ぐお手伝いもします。
■ 取扱実績
・遺言書の作成
・遺産分割交渉,遺産分割協議書の作成
・遺産分割調停の申立て
・遺留分減殺請求